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あとがき

処女作です。
ある日突然BLに嵌り、読むうちに書きたくなり、凄い勢いで書きました。本当に勢いだけが頼りでした。
ツンデレという言葉も知らず、同人という存在も知らず、攻め受けの並びも知らず、いつも本を読みながら「どっちが受け?」なんて思っていて……(○○×○○の左側が攻めだっていうことも知らなかった^^)
何の準備も予備知識もないまま暴走した結果がこの「月を見上げている」です。
一生懸命言葉を飾ろうとしているのがありありと分かる、 こっ恥ずかしい作品ですね。でもこのときは必死に書いていました。 私にとっては可愛い奴です。
なので、ブログのタイトルにもこれをそのまま使いました。
初めに樹の初恋のほろ苦さと折田への秘めた恋心が書きたくて、次にはそんな樹に翻弄されて苦しむ折田が書きたくて、書きたいまんま視点を替え、本当にやりたい放題でやってしまいました。
ラストまでいったとき、「ああ、最後まで書けたんだあ……」と、放心状態になったのを覚えています。今でもあの時の感動は忘れられないです。

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