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LOVE LOVE LOVE
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 強く、弱く、刺激され、掌の中のものが昂まっていく。俺がうさちゃんの喜ぶ場所を知っているように、うさちゃんも俺の弱いところを知っている。
 掌で包み、動かしながら先端を親指で撫でられ、く、と喉が詰まった。すぐに濡れてきた先端を擽るようにして指を動かし、また茎を伝って上下させてくる。
 久し振りの感触にすぐにでも弾けそうだったけど、もったいないような気もして、腰を引いて腕を掴み、快感から逃れた。
 久し振りの上に我慢もさせられた。竹内に。だからゆっくり愛し合って、うさちゃんの中でイキたいと思った。
「舐める?」
 今度はお返しをしようと、履いているジーンズに手を掛けてそう聞いたら、「うん。してほしい。でもイキたくないから、ちょっとだけ……」という返事がきた。うさちゃんも俺と同じ気持ちらしい。
 うさちゃんの要望に了解して、服を脱がせた足のあいだに顔を埋めた。
「あ……ん」
 先端に舌を当て、丁寧に舐めてやる。茎に手を添えて、撫でてやりながらゆっくりと口腔に招き入れ、動かしながら吸った。
「ん、ぁ、……っ、ん、ん」
 タオルを口に当てたらしい、くぐもった音が上からする。クチュクチュと音を立てて唇を上下させると、細い腰が浮き上がり、脚が開いていった。快感に従順な身体が喜んで蜜を零し、震えながら勃ち上がっていく。あまり強い刺激を与えないように注意しながら、うさちゃんが好きな場所を可愛がってあげた。
 俺と同じように、すぐに苦い汁が先端から湧き上がってきて、それを舐め取り、こしょこしょと舌で擽る。くびれの部分にも舌を這わせ、含んだままそこを撫でてやった。
「も……ぅ、いい、たつろ、くん」
 まだちょっとしかしていないのに、うさちゃんが降参の声を上げ、俺の頭を押してきた。
 本当はもう少し可愛がってあげたかったけど、素直に顔を離し、身体を起こす。両手でタオルを口に当て、こっちを見上げてくる。胸を上下させて苦しげに呼吸を繰り返している姿が、とても可愛らしいと思った。
「俺がしてもいい? 準備」
 俺の声にうさちゃんがこっくりと頷き、身体を反転させた。ベッドに持ってきていたチューブを取り、四つん這いになっているうさちゃんの後ろに回った。
 蓋を開け、指に載せたゼリーを窄まりの入り口にほんの少し差し入れる。
「……ん」
 いくよ、の合図の代わりにお尻にキスをしてから、握っているチューブに力を入れた。
「は……ぁ……」
 顎を上げて大きく息を吐くタイミングに合わせ、チューブを搾っていく。ピュルピュルと音を立てて、液体が押し出され、うさちゃんの中に入っていった。
 容器の三分の一ぐらいを流し込んだところでチューブを抜き取り、自分の指を差し込む。
「ぁ、あ」
 傷付けないようにゆっくりと抜き差しを繰り返し、中を解していった。
「きつくない?」
「……ん、ぅん」
 全部を俺に預けて、うさちゃんが俺を受け入れる準備をしている。タオルを口に押しつけ、お腹に力が入らないよう、柔らかく息を吐くその背中に、唇を押し当て、宥めながら、ゆっくりと、準備が整うのを待った。
 やがて、三本の指全部が根元まで入り込む。内側にあるコリっとした部分を掠めるようにしたら、うさちゃんの顎が跳ね上がり、「……ぁあん」という、可愛らしい声が聞こえた。


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